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大阪大学ベンチャーキャピタル株式会社

社長メッセージ

トップメッセージ(2019年2月)

決算月を前に読み返すのは

2018年にIPOした企業の平均社齢は18年。2008年は24年だったので若返りが進んだと言えます。IPO企業年齢が10代になったことで、IPO青年よりもIPO少年が増えたことにもなります。エネルギーに満ち溢れている企業群の増加は、株式市場にも好影響を及ぼしていることでしょう。

社齢で各年の最高と最少企業の初値と3ヵ月後株価の推移を過去10年で比較してみました。市場条件にも影響されますから、年によるバラつきは避けられません。それでも、最高齢企業の方が値保ちの良い年が多いのに気づきます。勢いがあるはずの少年期企業にも悩みがある訳です。

J・D・サリンジャーが生誕100年になります。青年の葛藤や鬱屈を軽やかに描いた作品はロングセラーで、世界では毎年25万部も売れ続けています。大人未満の小説市場を開拓したイノベーターは“変人”でした。先月18日からはその半生を描いた映画も公開されています。

市場参加者なら、いつの時代にもある少年企業の尽きぬ悩みなど、売買で清算することができます。創業ラウンドから参加しているVCの場合には悩みの共有や共感も生じます。ファンドの政策目的を読み返す芽吹きの候です。

増床棟の工事は、工事事業者の出入りは盛ん。ただ、外見上は全貌が見えるだけで進行中の作業細部は見えません。


 2019年2月 代表取締役 神保 敏明

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