ABOUT US

大阪大学ベンチャーキャピタル株式会社は、日本の大学が有する知的資産や研究成果を社会に還元し、革新的なスタートアップの創出と成長を支援することを目的に大阪大学の100%子会社として2014年に設立されました。私たちは、学術の現場で生まれる最先端の知を産業界と結び付け、社会課題の解決と新たな価値の創出に貢献してまいります。
日本の大学には、世界に誇る独創的な技術や深い専門性を持つ研究者が数多く存在します。しかし、そうした知が十分に社会実装されていない現状も否めません。当社は、そうしたギャップを埋める橋渡し役として、資金支援にとどまらず、経営支援、事業開発、人材ネットワークの形成、産学官の連携促進など、多面的な支援を展開していきます。
また、近年は気候変動、医療、エネルギー、セキュリティなど、グローバルで共通する社会課題への対応が急務となっています。私たちは、国際的な視点と競争力を備えたスタートアップの育成を目指し、日本の大学が持つ世界水準の研究やネットワークを活用しながら、グローバルな市場に挑戦する起業家たちを後押ししてまいります。
大阪大学発というルーツを持ちながらも、日本の学術界全体と連携し、その知を社会に還元していく役割を果たすことが、当社の使命です。
今後とも、皆さまのご理解とご支援を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。
代表取締役社長 魚谷 晃

日本の近代医学の祖と言われている偉人、緒方洪庵は、武士の子であったものの虚弱体質のため医師を目指し、蘭学、特に医学を学び、天保9年(1838年)春、大坂で医業を開業し、同時に蘭学塾「適々斎塾(適塾)」を開いたことは有名な話だと思います。福沢諭吉や大村益次郎、大鳥圭介、橋本佐内など、幕末から明治にかけて活躍した多くの偉人を輩出しただけでなく、天然痘治療に大きく貢献しており、安政5年4月(1858年6月)には、天然痘予防の活動を江戸幕府に公認されています。
医療の進歩・発展が望まれ、国外の医療技術が国内に輸入されつつある時代背景の中で、当時の緒方洪庵も現代用語を使えば「社会にイノベーションを起こした」人物の一人ではないでしょうか。
「西洋の新たな医学を学び医療の発展に貢献したい。そしてひとりでも多くの患者を救いたい。」こうした純粋でまっすぐな情熱が天然痘の治療薬を作り上げたのだと思います。
「適々斎塾(適塾)」の開業から今年の2025年で187年が経ちました。後身である大阪大学は緒方洪庵の思いを繋ぎ、社会課題を解決するための多くの研究開発が進められています。スローガンは、「社会変革をリードする大学へ」です。
当社は、大阪大学と共に、緒方洪庵の思いを未来へ継承し、投資活動を通じて、
「アカデミアの知を活用して豊かな未来を創造する」
をミッションに掲げ、社会に貢献していきたいと考えております。
今後ともご支援を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。
取締役 宮城 臣作
Mission
アカデミアの知を活用して豊かな未来を創造する
Vision
世界を変えるベンチャーエコシステムの原動力となる
Value
挑戦し続ける 学習し続ける 変化し続ける
社名 |
大阪大学ベンチャーキャピタル株式会社 (OSAKA University Venture Capital Co., Ltd.) |
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所在地 |
本社
〒565-0871 大阪府吹田市山田丘2番8号 (大阪大学テクノアライアンス棟3階) シリコンバレーオフィス 4 West 4th Avenue, Floor 6 San Mateo, California 94402 |
事業内容 |
投資事業及びその周辺業務 (特定研究成果活用支援事業) |
設立 | 2014年12月22日 |
資本金 | 3,500万円 |
株主 | 国立大学法人大阪大学 100% |
役員 |
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組織図


ACCESS
- 住所
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〒565-0871
大阪府吹田市山田丘2番8号 テクノアライアンス棟3階
(大阪大学吹田キャンパス) - 電話番号
- 06-6879-4982
- FAX
- 06-6105-5210
- 電車
- 阪急電車千里線 北千里駅(終点)下車 東へ徒歩 約20分
- モノレール
- 大阪モノレール 阪大病院前駅下車 徒歩約10分
- バス
-
- 阪急バス千里中央駅発「阪大本部前行」、「茨木美穂ヶ丘行」または北千里駅発「阪大病院線」
- 近鉄バス阪急茨木市駅発「阪大本部前行」(JR茨木駅経由)
いずれも、阪大本部前下車 徒歩約5分